20220629

うまくいってもいかなくてもこの町にいるのは残すところもう一年を切った。
西から少しずつ移動してきて思う。街を出たら最後、自分が思っている町から変わってしまうということだ。どのタイミングから変わってしまうか突き詰めれば背を向けた瞬間まで辿れるかもしれない。(素朴実在論?!月が見えなくなったら月は存在しない!)帰省しても自分が思い描いていた風景は失われている。悲しいかな、懐かしの町を訪れるとか不可能なのだ。(本当に悲しいことなのか?)
古本屋では通俗的な雑誌やビラはおかれていないか、おかれていてもせいぜい100円くらいで安売りされている。誰も保存してくれないからむしろこういうどうでもいい印刷物のほうが保存価値がある気がしてきた。
店もそうだ。ダイコクドラッグをはじめとする数々の店たちが百万遍で散っていった。(まずいらしいラーメン屋を除く)
誰も記録しないだろうから去年撮っておいた。これ「喪」な気がしてきたぞ。


体言止めするとクサいエッセイになってしまう気がするのでどうにか一文になるように修正をかけたい。自由連想だしそういうの気にしてもしょうがないか。GoProほしい。日常的に通っている道をすべてそのまま記録してしまおうかと思っている。